ニキビと思い出

昨日書いたとおり、抗生物質を飲んでから、膿を持った黄ニキビは治まってきたのでよかった。跡にならないようにアットノンを塗っているけど、残るかもなぁ…

ニキビが酷くなってから昔のことをよく思い出す。ニキビは今に始まった話ではなく、昔から酷かったので、昔の自分に戻った感じ。

小学校5年くらいから一気に出始めた。特別不潔にしていたわけでもないし、食生活が乱れているわけでもなかったと思う。当時は分からなかったけど、ホルモンバランスの影響が大きい。

嫌な思い出がたくさんある。小5の担任(男性)に顔を見て「満開やなー」と言われ酷く傷ついた。ただ一言だし、「ニキビが」とは言われていないし、そこまで酷いこと言っていない気もするけど、我ながらよく覚えているな。それだけ気にしていた。

高校生のときは日焼け止めを塗っていたときに、別にニキビを隠す為に塗っていたわけでもないのに、同級生(女性)に「○ちゃんってファンデーションの厚塗りみたいな顔してるよね」と言われた。根に持ってるなぁ。

新米教師になった時には、たまたま背中を子どもに見られて、「なんで先生の背中はそんなのブツブツなの?」と言われた。子どもにとっては素朴な疑問なんだけど、結構凹んだ。

…と、嫌なことばかり思い出してしまう。

当然、治そうという努力はしていた。親も見兼ねて、長い間皮膚科に通わせてくれた。黄連解毒湯という漢方を飲んで、硫黄のにおいのするローションを塗っていた。全く効かなかったけど。時間もお金もすごくかかっただろう。自分で通える場所ではなかったので、車で連れて行ってもらっていたし、いつも激混みの病院で(評判がいいところに連れて行ってくれた)待ち時間が長かった。

「どくだみ茶がニキビにいい」とどこかで聞いたのか、母が作ってくれて、よく飲んでいた。当時は味が苦手だった。最近思い出して、職場での飲み物はコーヒーをやめて、どくだみ茶を飲むことにした。今では特に苦手な味ではない。飲むと母を思い出す。

30代、ピルを飲み始めてその間はニキビはそれなりに治まっていたので、もっと早く飲んでいればよかった。今、年齢的に飲めなくなったことを考えると、少しでも服用期間が長かったほうが幸せだった。

ピルをやめてニキビが酷くなり、どう考えてもホルモンバランスの影響が大きいので、今年1月から始めた婦人科のホルモン補充療法には期待していた。が、残念ながらどうもニキビにまでは及ばないようだ。

50代、60代でニキビってあまり聞かないので、この悩みも10年程すればなくなっているのだろうか。もう10年後、ニキビの悩みから解放された自分を楽しみにすることにする。(もちろん治療も続けるけど)

 

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今日は、コメダの「香るアールグレイ」ってケーキが食べたくて、行ってみたのだけど売り切れだった。「ごちそうカスタード」にした。

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これはこれで美味しかった。単品では甘かったけど、無糖のカフェオレに合った。コメダの席は落ち着くわ。今日は一番奥の席で尚更居心地よかった。