温泉でのぼせる。

きりっと寒い冬の朝。

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今日は、天気もいまいちだし、温泉であったまろうと思った。温泉、体にもよさそうやん?

裾野の方は雪が積もっていてびっくり。車道までは積もっていないので運転に支障はなかったけども、雪が積もっている車を数台見たので、御殿場方面はもっと降ったのだろう。

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寒ければ寒いほど温泉日和だわ、ということではりきっていた。

温泉に入ってしばらくして、露天風呂に移動した。雪が降っていて風流だ。最初は露天風呂の屋根のないところにいたんだけど、屋根があるところにいたマダムたちが、「雪が降って冷たいからこちらにいらっしゃいよ」とスペースを空けてくださったので、お言葉に甘えて移動した。

会話に加わるでもないんだけど、世間話を聞いていた。この辺りの蕎麦屋の話やら雪の日の事故の話やら、よく会話が途切れないなぁと感心していた。このマダムたちも連れ立ってやってきたお友達というわけではなくて、ただここの温泉で、この瞬間出会っただけの人達みたい。

私は、普段は、温泉に長く浸かっていられないので、さっさとでちゃうんだけど、今日は外が寒いから温泉のあたたかさが心地よいし、外が寒いから首のあたりまできっちり浸かっていた(あとで考えたら、長湯しているマダムたちは半身浴的な感じだった)。

あと、スペースを空けて呼んで貰った手前、無言で立ち去るのも悪いかなと変な遠慮があって、会話を聞きつつ長湯してしまった。会話が途切れたときに、「では、ありがとうございました」とやっと露天風呂から出た。

中のお風呂にもう一回浸かろうかなとも思っていたのだけど、数メートル歩いて、洗い場でさっとシャワー浴びたら嫌な予感。くらくら気持ちが悪くなり、吐き気がしてきた。「このままじゃ倒れるかもしれん」と思ったので、急いで体を拭いてなんとか脱衣所の自分の荷物のところまで行って、バスタオルを出して、パンツのみ履いたけども、そこで限界。床に座り込んでしまった。

経験上、横になれば治まるだろうと思ったけど、ここでパンツ一丁で横になる勇気はない。ふと見ると長椅子があったので、タオルに包まってそれに座って下を向いていたら、「顔色が悪いですけども大丈夫ですか?」と近くにいた方が声をかけてくださった。

「気持ち悪くなっちゃって…」と言ったら、お掃除かつ見回りをしていたエプロンマダムが来てくれて、「横になった方がいい」と勧めてくれたので、バスタオルを被って横になった。エプロンマダムが「水分摂らなきゃいけないよ」とお水を持ってきてくれた。そういや、今日水分全然摂っていなかったわ。

エプロンマダムが、枕代わりのバスタオル等も貸してくれて、水で濡らしたタオルを頭(目)の上にのせてくださった。助かったー。。しばらく寝ていたら血の気が戻って復活。起き上がってエプロンマダムにお礼を言ったら「顔色も戻ったね」と言われた。さっきは真っ青だったらしい。

その後も少し手が震えていたけども、ゆっくり身支度した。重ね重ねお礼を言って、帰ろうとしたら、今度はおなかが痛くなるし、だめだめだわ。帰宅してから寝ていたが、まだ吐き気少々とおなかの調子も悪い。

エプロンマダムは「湯あたりだね」って言っていたけども、調べたところによると「湯あたり」は、温泉入って数日してから出るらしいので、のぼせだな。まあそういう細かい表現はどっちでもいいとして、マダムの言うとおり、温泉に入る前には水分をしっかりとって、そして長湯はせずに、やすみやすみ入らないとね。