春のめまい

かなり大袈裟な感じになるけど、備忘録を兼ねて。

めまいってこれまで感じたことながかった。職場で「めまいがひどくて運転できないので少し様子をみてから出勤します」と言う人が複数いて、耳にする度に「めまいってどんな感じなんだろ?運転できないほどって…」と思っていた。

ところが4月1日月曜、仕事から帰宅して普通にごはん作って、食べ終えて、そこまで元気だったのに、座ってネット見てたら、急に生まれて初めて目の前がぐわんっと回ったような感じになり、「もしや、これがめまい??」と怖かった。と思うと同時に、急に吐き気と血の気が引く感じ。暗くなっていく。脳貧血?座ってたのに?

立ちくらみならまだ分かるんだけど、床に座って、めちゃくつろいでいたときにぐらっときたので、びっくりだわ。体を起こしたら吐き気がするので、恐怖を感じながらしばらく横になっていた。

一体何事?と気になるので横になりながら「めまい」を検索したら、怖いのばかりヒットする。脳卒中が原因の場合もあるとかで、そうだったらどうしよう。そういえば寝てるだけですぐに手がしびれるし…等と考えると、「このまま死んだらどうしよう」と思った。

大袈裟で笑っちゃうんだけど、その時は本当にそう思って、そうなると「パフェ食べればよかった(一番に浮かぶのがパフェって)」「あの服買っておけばよかった(そんなに服欲しかったっけ)」「エンディングノート書いておけばよかった(買っただけで満足して1ページも書いていない)」「あ、お父さんに誕生日(4月1日生まれ)おめでとうって言わなきゃ」とおもむろにメールしはじめて、冷静になればそんなに余裕があるってことは大丈夫なんだけど、自分のなかでは「このまま寝たら目が覚めないかもしれない」などと思っていた。っていうか、ふとんに移動した方がよいのは分かるのに、体を起こしたら気持ちが悪いので動けない。

とはいえ、そのまま転がっていたら寒くなってきたので、頭を上げないように這って移動して、布団で寝た。翌朝、起きたらすっかり大丈夫で、ちゃっかり腕立てなどもして出勤し、火曜日を無事終えてなんともなかった。

よかった。死ぬなら身辺整理してから死にたい。余命宣告してもらってからの方がいい。めまいひとつで、散々大袈裟なことを考えた、週始めだった。

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ここで、終わりのはずだったんだけど、昨日書いたとおり、木曜日、鎌倉でまた具合が悪くなって焦ったわ。早めに休んだからか、月曜ほどひどくなかったけども、ふわふわの浮遊感は不気味としかいいようがない。帰れなかったらどうしようかと思った。

春は寒暖差が激しく、自律神経がおかしくなって、めまい等起きやすいらしい。ここ最近本当に寒暖差激しすぎだし、もともと自律神経が乱れがちなところがあるので、そういうのが原因なのかもしれないなぁと納得した。

大きな病気が潜んでいたら怖いので、ひどいようなら一度病院に行ったほうがよいとは思う。なかなか、いつも大袈裟に捉えちゃうので、迷うけど。