先週の熱海で今年の紅葉は見納めかなと思っていたのだけど、今年は暖かいからか、まだまだ見頃が続いている。ということで、御殿場の東山旧岸邸に行くことにした。
岸信介氏の元自邸で、設計は吉田五十八氏。説明は公式サイトへ↓
入口から、紅葉がすごい。
今年いろいろでかけたけども少し早かったので、こんなに美しい紅葉を最後に見られてよかった。
山門。
入っていくと、とらや工房がある。あんみつやお汁粉も食べたかったけども、行列になっていたので入らず。紅葉を楽しみながらの和菓子も絶対にいいよなぁ。
旧岸邸は入場料300円。ちょうど大人数の団体さんと入れ違いだったので、少しずれてよかった。
居間。窓から庭の眺めがとてもよい。
和室の縁側でお昼寝したいと思った。座布団が置いてあるから、きちんと正座してお庭を観るものなのか。寝てる場合じゃない。
食堂。どんなご馳走食べてたんだろう。ここに書いてあった説明書きによると、岸邸の広い庭には、柴犬のタロウとシェルティのジャックが暮らしていたらしい。
庭に出られる。つっかけが全部クロックスやん。妙に履き心地がよかった。
タロウもジャックも駆け回るわ。広くて綺麗な庭。なにげに風景に溶け込んで、おじいさんが立っている。
ぐるっと歩いた。
落ち葉の絨毯。
山茶花。注目してみると、運転中も道路脇で咲き乱れていた。
また室内に戻った。スイッチがレトロ。
厨房では女中さん三人がせっせとごはん作っていたらしい。
またまたレトロなスイッチ。子どもだったらきっと押したくなると思う。
うろうろしたらおなかが空いたので、ケーキを食べます。近くのアンドロワ・パレさんに行ってきた。アウトレットも近いのだけど、実は御殿場のアウトレットには行ったことがない。買い物は苦手なので通販に頼りがち。
富士山!この写真では建物に遮られてあまり分からないけども、御殿場まで来ると、富士山がでかい。
いろいろ美味しそうすぎて迷ったけども、和栗のモンブランにした。昼ごはんの時間帯だったので、お店は空いていた。
スポンジ部分がほうじ茶のシフォンケーキで、クリームと合ってすごく美味しかった。アップルパイを買って帰ったんだけど、こちらも美味しかった。ケーキ食べていると、何かしあわせ成分が出ると思う。ものすごくしあわせ。
食べた後は、秩父宮記念公園へ。今年、ユリを観に訪れた公園だ。
夏とはまた全然違っていい。この週末は紅葉まつりで、もみじのライトアップをやっているようだ。
赤い実。クリスマスのオーナメントみたい。つやっつやで綺麗。
この鐘を見てたご年配夫婦の奥さんが「開戦の鐘が鳴る」と言って鐘を鳴らしたので、そんな鐘だったっけ?と思って見たら「羊小屋の鐘」だった。だいぶイメージ違うよね。防空壕とかあるから、そんな気分になったのだろうか。
将校さん用防空壕。前回来たときに、秩父宮同妃両殿下防空壕は見たのだけども、こちらは見逃していたみたい。
右に写っている秩父宮殿下の銅像は富士山に向けて立っているらしい。さっき知った。殿下像越しの富士山を見て来たらよかった。
これからどんどん寒くなる季節だけども、色々と花が咲いている。
そして紅葉!紅葉まつりの時期だけあって、お見事。
ライトアップも行ってみたい。来年覚えておこう。
それにしても、12月に入ったというのに今日は暖かかった。
ブルークローバー。
出入口付近のバラも綺麗。
出入口で、受付の女性に、少し離れた距離から「ありがとうございました。気をつけて帰ってね!」と言われて、なんだか分からないけど涙が出た。ちょっと病んでるわ(笑)タメ口な感じが親目線ぽかったからかな。
ひのき林の間を、涙しながら帰る変な人になってしまった。
父とか母とか連れてきたかった。って父は生きているので、年末年始にどこか行けばよいんだけど。時期的に初詣ぐらいかと思うけども、静かなこの辺と違って都会はどこも混むからなぁ。子どものころ、初詣といえばりんご飴を買ってもらうのが定番だったけども、今の歯じゃ食べられないわ。(誰も食べろとは言ってない。)