佐々木典士さんの「ぼくたちは習慣で、できている」を読んだ。以下感想と見せかけて、自分の話ばかり書くことにする。
それにしても、久々に本読もうと思ったら驚くぐらい読めなくなってるわ。ツイッターとかネットの短文はだらだらとよく見ているのに、本を読もうと思ったらいつの間にか寝てしまう。
以前「道は開ける」を読もうとしたものの、２ページぐらいですぐに寝てしまい、いつまでたっても道がひらけず、結局読むのは諦めて道ひらけないまま手放したことを思い出したわ。
「習慣」か。私の自画自賛習慣は、毎朝のトイレ掃除とシャワー後の浴室の拭きあげだ。これは「面倒だ」と思う間もないぐらい習慣付いているので、やろうと思わなくても自動的にできる。寝坊しても欠かさない（やらない方が気持ち悪い）。無意識にやってる。
そのぐらいの勢いで、一番身につけたい習慣は「健康な食生活」。今は逆に、「仕事中いらっとしたらお菓子食べたら落ち着く」とか、「仕事前にシュークリーム食べたらがんばれる」とか、やめたい習慣がたくさん。気持ちは一時的に充たされるんだけど、お腹やお肌の調子が悪くて、「まあ原因は食べ物にあるよね…」と分かっちゃいるのにやめられない。
さあ、本を読む。『手っ取り早く「習慣化のコツ」だけ知りたいという人は3章だけ読むのもオススメです』と、前書きに書いてあった。1章の意志力の話と2章の習慣とは何か、という話は、ちょっと大学の授業みたいで眠くなるので流し読み。3章は習慣を身につけるための50のステップが書いてある。私の場合に当てはめて、間食習慣をやめるために、気になったものを何個か挙げる。
「やめたい習慣はハードルを上げる」
悪い習慣をやめるには、「ハードルを上げる」ことがコツになるとのこと。確かに、仕事じゃないときは間食ってあんまりしない。何故なら家にお菓子がないから。車でスーパーに買いに行くというハードルがある。
職場で間食へのハードルをあげる工夫を何か考えたいわ。上司がお菓子をいっぱい買って来てくれるのをついつい食べてしまう。
「転機を利用する」
これはこの前、ひどい虫歯というチャンスがあって、それ以降上司がお昼に買ってきてくるものが変わった。それまでは、新作コンビニスイーツ等を買ってきてくれて、それはそれで嬉しかったけども、太るし体にはよくないし…と思っていたら、虫歯になったので「これからは甘いものは控えるので」と宣言した。そしたらゆでたまごやちくわやチーズ、鯖缶を買ってきてくれるようになった。めでたしめでたし。
「アイデンティティを言い訳にしない」
私はどこに行っても「お菓子好きな人」だと思われるので、お菓子をもらったら喜んですぐ食べちゃうのがキャラだからもうこれは変えられないと勝手に思ったりもするけども、おなかがいっぱいだったら余計な間食はしなくてよいに決まってる。もらったからって、即行食べなくてよいのだ。
「目標はバカバカしいほど小さくする」
最近、筋トレをちょいちょいしているけども、まだまだ習慣にはなっていない。始めるまでが気が重い。結局伸ばし伸ばしになって、夜中にやりはじめたりする。
まずは、「20×3セット」等と気負わず、「腕立て伏せを１回する」を目標にするのがいいとあって、これは使えそう！と思った。１回やったらついでに10回ぐらいやろうかな…となるだろう。確かにやれそう。
「やるほど高まる自己効力感」
私はすぐにあかんあかんと自己否定ループに陥る。腹筋1回なら毎日続けられそうなので、自己効力感を高めるとっかかりにしたいところだわ。
などなど自分のことを書いていたらキリがないのでこの辺にするけど、決めたわ。毎日腹筋1回するわ。あれ？間食は…？なんか話がずれてる。健康的な食生活は多分一生の課題なので、まずは朝シュークリームをやめるところからか。
写真は今日観てきた御用邸記念公園のあじさいなど。
ここは、石が敷き詰められた地面が好きな場所。
「ぼくたちは習慣で、できている」の表紙の見開きページも、茶色の水玉のぷくぷくした素材で、好きな感じでだった。
今日はあいにくの曇天模様。
お散歩習慣も、健康維持のために続けたい。
季節のお花を観て歩く。暴飲暴食とは違って、罪悪感も何もなく気分転換が図れる。おまけに歩いた後のごはんは美味しい。いいこと尽くし。
「最大の報酬は自分を好きになれること」
「習慣を達成することで得られる報酬はいろいろあるが、最大の報酬は自己肯定感、自分を好きになれることではないかと思う」と佐々木さんは書いている。あああ、欲しいね。自己肯定感。どうやったら得られるのか、42歳でもまだ自分のことを好きになれないんだけど、小さい習慣の積み重ねで得られたら、と思う。
