1ヶ月過ぎた納豆は食べるのに、古いお金を葬ろうとするのはなんで。

上司の話。食べ物を買ってきては冷蔵庫に放置するので、「期限きれるから食べてください」と声をかけるんだけど、それでもなかなか食べない場合、「さすがに期限過ぎてかなり経つから処分しますよ」と言うと大抵のものは食べる。「おなか壊すからやめておいたほうがいいですよ」と言えばいうほど食べようとする。

私自身、賞味期限をあんまり気にしない方だけど、さすがに1ヶ月以上前の納豆はやめておいた方が…と思う。そう伝えたけど、「大丈夫大丈夫」と言って、いつの間にか食べていた。平気そうだった。

 

そんな上司だけど、先日、出勤すると、ビニール袋に小銭がじゃらじゃら入ったのが置かれていたので、これは何かと聞いたところ、「家で拾った古くてもう使えないお金」だという。古くて使えないといっても現行の硬貨だ。

袋を覗くと、なんかどろどろ汚れていたり、一見サビみたいでもう文字が読み取り辛いような硬貨もあったけど、言ってもお金やん。使えないわけがないと思う。

なんで納豆は諦めないのに、お金は諦めるのか。とりあえず、ボウルみたいなのに水と洗剤を入れてしばらくつけ置き、お金をゴシゴシと掃除用スポンジで洗ってみた。謎の緑のどろどろはとれた。これは機械での読み取り無理かな?という汚れたままの硬貨もあったけど、しっかり水分を拭いてそれなりの状態になった。

「ATMに放り込んできますよ。」と言ったら、「無理でしょう。もう古いからいいです。」と言われた。「はじかれたら、まあしょうがないということで。」と銀行に行ってみたら、全部普通に入金できた。500円ほどが助かった。めでたしめでたし。

それにしても、家にこんな汚れたお金が落ちてるってどんな状態なんだろう。探したらお札もいろんなところに挟まってそうだな。