先日の帰省にて、7日は父とお墓参り＆ごはん、掃除デーだった。そして8日は、京都に続いて今度は奈良の桜。友人と行って来たのでごはんを食べ逃さなかった。
まずは三輪で、大神（おおみわ）神社。日本最古の神社なの？
この鳥居をくぐったら空気が変わった。神聖なる空気とか、そういうのは全く分からんが、ひんやりして檜の香りがした。
巳の神杉。何故か卵がお供えされていると思ったら、白蛇の好物だからなのね。
こちらの神社はとても広いようだけども、今回はその後の桜がメインなので、さらっとだけ。歩き甲斐がありそうだわ。
お昼。とろろの蒲焼定食を食べた。
とろろの蒲焼って何だろう？と思ったらとろろ芋の蒲焼だった（そのままやん）。すりおろした山芋を海苔に載せて蒲焼にしてある。とろろ自体の味はほとんど消えてしまうけど、私は蒲焼のたれが好きで蒲焼のタレごはんでもいけるぐらいなので、めっちゃ美味しかった。
とろろ素麺も美味しかったし、豪華だった。おなかいっぱい。
続いて、この日一番のメイン、宇陀の又兵衛桜を見に行く。残念ながら雨がぱらぱら降ってきた。さて咲き具合はどうだろう。桜まで人が連なっている。
どーん。
三部咲きぐらいだった。例年通りだと満開が見られると思ったのに今年は遅め。それでも枝ぶりが立派で、満開に咲いたらきっと、それはそれは美しいことでしょう。満開＋青空の下、見てみたいなぁ。
ホワイトチョコみたいな木蓮。
黄色の水仙との対比が綺麗なのよね。
少し離れたところから。こうしてみると結構咲いているように見えるんだけどな。
大野寺のしだれ桜。
枝垂れてる、枝垂れてる。
そして可愛い黄色のお花。
大野寺から向かいの断崖をみると、仏様が彫ってある。弥勒磨崖仏（みろくまがいぶつ）というらしい。
写真ではうまく撮れなかったけども、肉眼ではこの図の感じで見えた。
大野寺のしだれ桜は、ちょっと寂しくなってきているらしい。知らない人が、口々に言っていた。昔はもっと…って。
それでも綺麗ですよ。
お庭に咲いていた椿？山茶花？（違いが分からない。）
またまた木蓮の蕾。
雪柳。昔小学生のときは、このお花をぴーっとちぎって、花吹雪みたいに放り投げて遊んだことよ。子どもは残酷だわ。
それでもって、通りすがりの唐古・鍵遺跡の桜が、思いもよらずよかった！
雨だし、もう夕方だったし、見事に人がいなかった。
弥生時代からここに集落があったの？日本史選択だったのに、見事に歴史は忘れてしまった。
歴史は忘れたけど、桜は綺麗。
なんだかこの風景見て、「あぁ、この桜・この瞬間は二度とこないんだなぁ」と、一瞬、感傷に浸った。何でもそうなんだけどさ。同じ瞬間は二度とこない。
桜はいくらみてもいい。静岡でも何箇所か見たい。まだこの週末ももっているだろうか。
