宅配ピザが食べたくて仕方がない父の話

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友人の結婚式のついでに帰省してきた。

とりあえず、父は何故か作業着だった。家の中でも上着を着ていた。これは私も。なんせ実家は風がすぅすぅして寒い。8月の帰省時に、出しっぱなしだったこたつをやっとこさ片付けたのに、今度は出すことになった。作業着は職場の制服なのか聞いてみたら、私服の作業着だった。わざわざ買いにいったんだ!畑仕事(←趣味)がやりやすいらしい。

帰る都度、父が、ピザが食べたい食べたいと言っている気がする。食べたいのは宅配ピザらしい。ポストにチラシが入ると必ずとっておくから、いつでも、壁掛けのポケットがふくらみすぎらしい。

割高なのは分かっているけども食べたい、でもひとりで頼むほどではない、だから私が帰ったときに頼むチャンスはないかと伺っているらしい。そこまでピザ食べたいとは知らなかった。そんなに食べたいなら、今度ぜひ機会を作りたい。

 

そんな父だけど、もう70。今回は心配になるようなことがあった。それは運転。父が運転がもともと得意ではないのは知っているけども、飲食店での車庫入れ時に、特に私は後ろを見たりしていなかった。完全に任せていた。

そうしたら、ごくごく自然に、停まっている隣の車にぶつけそうになった!車外にいる知らない若者が、やたらうちの車を見てくるなぁ…と思って目線先を振り返ると、まさにぶつかる寸前!びっくりするわ。

駐車場から道路に出るときも慎重すぎて、逆に心配になる。焦るよりはいいか。でも、後ろに車がいたら、煽られそうなぐらいとにかく出ない。運転。何かと心配だわ。ただ実家付近は車がないと生活が厳しいから、複雑だ。

父も私も、どんどん年をとっていく。あんまり時間ってないのかもしれない。